お祝いと猛省の9月12日。
奥さんと娘が11日に退院した。
病院ではガラス越しでしか見ることのできなかった娘が、いまこうして目の前にいる。
ようやく家族として迎えることができた。そんな気分。
でも、時折思う。
これは現実に起きていることなのか? と。
ふと気を抜いてしまうと、この現実がどこかへ飛んで行ってしまうような、そんな怖い気持ちになったりもする。
ベビーベッドで眠る姿、息をしている様子…暇さえあれば確認をしないと、いまは落ち着いていられない。
昨日9月12日は、「お七夜」。
義母と3人で祝う。
和果、ヒドイ字だけど、許してください。
これでも何度となく練習したんだよ。
すべてが楽しいはずなのに。
ただひとつ。忘れるな、忘れるな。
そう数週間前からずっと思っていたことなのに。
あきれるくらい、見事に飛んでしまっていた。
この、あまりにも猛省すべきこと。
一生忘れてはいけない。
そう、誓った。