雑記「ぶえんぷろべーちょ。」

~ 「音楽」「旅」「本」「映画」を中心に、お腹に優しい雑記(備忘録)を綴ります ~

2008-01-01から1年間の記事一覧

The ピーズを考えてみる。其の一。

The ピーズのライヴを観るという行為は、自分にとって、どういうことなのかーー新宿レッドクロスで、彼らを前に、考えた。初めてピーズのライヴを観たのは、千葉ルックだった。 大学に入って最初の年だったと記憶しているので、1991年だったと思う。 きっか…

仕事納めの夜。

昨夜。渋谷duoでヒートウェイヴのライヴを観た。 ぼくの中には彼ら=山口洋さんの音楽が常に流れている。 絶対的な信頼を寄せている音楽。きっといろいろな理由があって、現在の4人編成での“バンド”としてのヒートウェイヴの活動は、年に1〜2回しか行なわ…

大きな少年たち。

渋谷クアトロで真心ブラザーズのライヴを観た。 「大人っていいなあ」と、つくづく思う、素晴らしいステージだった。 雑誌『Oily Boy』の言葉を借りれば、「少年は大人ではなく『大きな少年』になった」と。 こういう偏差値の高い『大きな少年たち』が、いま…

続。師走の休日。

昨日、諏訪に行った。 先日他界した義祖母のお墓参り。 仕事の関係で葬儀に参列できなかったのが心残りだったので、年内のうちに行くことができて、正直ホッとした。お墓参り後。 歩いてすぐのところに公共の温泉浴場があると聞いて。せっかく諏訪まで来たこ…

仕事帰りに…

TOKYO CULTUART by BEAMS。 そのオープニングにお邪魔した。数年ぶりにお会いする人。 「えっ、こんなところで会うか!?」という人。もろもろ。設楽さんともお会いすることができ、光栄。 変わらずステキな方。何か一緒にオモシロイことができないかなーと、…

師走の休日。

昨日は代々木公園で久しぶりのフリーマーケット。 最近は品川で出店することが多かったので、客層の違いで売れるモノも異なるんだなーと、あらためて実感。で、結果。 予想以上の収入(?)があったので、夜はモツ鍋で打ち上げー!そして今日。 雨が晴れた午…

気持ちの良い人たちが世界を変える。

日本が世界に誇る某アパレルブランド。 そこの社員の方で、自社の広告やポスターやPOPやDMや、ときにはTシャツのデザインや…そのほか諸々手がけているデザイナーさんを久しぶりに訪ねた。彼と、彼のスタッフが作り上げる制作物は、いつ見ても、どの作品を見…

暗い話ばかり…

いろいろあった2008年。 ようやく終わりが見えてきたけれど。 このところ、ほんとうに楽しい話を聞かない。 知人が勤めている某音楽専門チャンネルを運営している会社は、つい数時間前に、社員の1/3にあたる50人に退職勧奨を行なった、とか。 うちの会社も、…

結局は人脈なんだと思うとき。

「営業」という仕事は、ある意味たくさんの人たちと会うことが大事なわけで。 「たくさんの人たち」は、基本的に仕事ありきの関係なので、その人の「人間的な魅力」など、言ってしまえばどーでもいいことで。 ただ、そこまでドライになれるかと言われると、…

2008年も、あと少し。

もうすぐで今年も終わり。 ということで2008年を振り返ってみると。 「人生って大変だなー」と、もうイヤっていうほど痛感した年だった。生きていくうえでは欠かせないーー欠かせる人も中にはいるようですがーーまあ普通の人であれば欠かせない「仕事」の面…

車窓から。

帰宅途中。多摩川を渡るとホッとする。 昔からそうだった。朝夕にかけて、澄んだ空気の向こうに富士山が見えるようになると、「冬が来たなー」と感じる。 昔からそうだった。

カタチのない大きな存在。

最近ウォーレン・ジヴォンを繰り返し聴いている。 もともと好きだったけれど、ますます、良い。まさに「命をかけて」制作されたこのアルバムだけど。 彼の歌声を聴いているとき、ぼくはそんな背景など少しも感じていなくて。通勤電車の窓から見えるいつもの…

パイオニアはやっぱりカッコ良かった。

武道館でザ・フーのライヴを観た。 ひと言。やっぱりピートはカッコ良かった!そもそもほかと比較するのもバカバカしくて何よりピートに失礼だけれど。 終演後の率直な感想としては、「久しぶりにカッコ良くてシビれるギタリストを見たー」と。最後はピート…

こんな天気の日には…

先月は社内でミーティングやら諸々で忙殺されて営業になかなか出られなくて。 今月は意識的に外に出よう、と。 …にしても気持ちの良い日だなあ、今日は。

ここから始まる、新たな“メイド・イン・ジャパン”。

これまでの人生で一番影響を受けた人は誰かと聞かれたら、躊躇なくぼくは答える。「吉田克幸さんです」と。 そんな克幸さんと息子の玲雄さんが始めた、『ポータークラシック』(Porter Classic)という名の新しいブランド。 すべてを白紙に戻してーーという…

これって、けっこう大事なことなんですけど。

今日、髪を切りに行った。 どの街にもあるような、これといって特徴のない、でも7年くらいずっと通っている美容院。 切り終わって、会計をしているとき、担当の美容師さんから、ぼくにとっては衝撃的な言葉が。 「じつはわたし、12月でここを辞めることにな…

ふとしたときに想い出す、余韻のようなもの。

1ヶ月ほど前に見たショーン・ペン監督の最新映画『イントゥ・ザ・ワイルド』。いまだにふとしたときに想い出すこの感覚は何だろう。「自分探しの旅」という言葉は、個人的に大嫌いなわけで。 とかく『旅』という行為は、そのような目的に使われる。 その先…

いつかは自分も。

音羽にある某出版社の編集局長が今月いっぱいで定年。その送別会にお邪魔した。 最後の挨拶で、涙を少し見せながら「生まれ変わっても編集者としてまたこの会社で働きたい」と語った局長。 ふと自分におきかえてみた。 いつかは自分もそのような年齢になるわ…

嬉しかったこと。

日常的に活字を書くことからしばらく離れていたので始めてみることにしました。ブログというのでしょうか。雑記ですね、日々の。働き始めて十数年。以前は紙媒体の編集を生業としていたぼくにとって、「休暇を取って海外へ」なんて、あり得ない話だったわけ…