続・夏の思い出。
前回の雑記から1カ月以上が経ってしまったので。
まずは「続・夏の思い出」を備忘写真録的に。
毎年お邪魔している近所の友人宅にて、
多摩川の花火大会。
「完治」までは、まだ時間がかかるようですが。
ひとまずクルマも運転できるようになったので。
「和果、プール行こ! プール!」
ってことで大磯ロングビーチへ行き、
帰りは茅ヶ崎に寄って旨いモノを完食。
和果、6歳になりました、と。
「誕生日、どこ行きたい?」
「動物園!」
よし。せっかくなので、ちょっと足を延ばして富士サファリパークへ。
奥さんの誕生日もあったり、
暑い日がぶり返したり、
友人家族と遊んだり。
そんな、
ここ1カ月の日々でした。
家族以外の思い出といえば。
なんといっても、
エリオット・マーフィーのライヴ!!
20年以上、この日を待ち望んでいたぼくにとって ーー
初めて観るエリオット・マーフィーは、
どこまでも、優しかった。
そして、目の前でエリオットがギターを抱えて歌っている ーー という時間を体感できたことだけで。
無二の嬉しさがこみ上げた。
「やっぱりバンドで観たいな」とか。
「あの曲も聴きたかったな」とか。
欲を言えばキリないけれど。
大好きな "Caught Short In The Long Run" のギターの音が鳴った瞬間の高揚感は、
きっと一生忘れることがないと思います。
Elliott Murphy - Caught short in the long run (HQ ...
アルバムもいくつか購入。
ウォリス・バード、
噂で聞いていたとおり、素晴らしいシンガーソングライターですね。
来日前に知ってたら、ぜーったい観に行ってたのに!!(残念)
WALLIS BIRD - To My Bones [Official Video] - YouTube
久しぶりに文庫本も1冊読みました。
吉田修一の『路』。
帯と店頭POPに惹かれて手に取ったのだけれど。
うーん、、
そこまでの読了感は得られませんでした。。
… しっかし、9月も下旬って。
時間が経つのは、早い。なんてもんじゃないくらい、早い!
ただいまリハビリ中。
「亀裂」とはいえ、そう簡単に「骨折」は治るものではなく。
元通りに、普通に歩けるようになるのは、3カ月近くかかるようで。
それでも、数週間前からは、ぎこちなくも歩けるようになり、クルマの運転もできるようになって。
そうなると、エライもので、「足首の骨折だけで済んでよかったな」なんて。ちょー前向きに思うようになり。
7月1日。怪我した当初は「惨め」で「情けない」気持ちでいっぱいだったのに。
40代も半ばになり、年齢がそう思わせるのか。ニンゲンは根本的にポジティブなのか。あるいは、すべてのコトが「過去の思い出」として蓄積されていくようにできているのか。
ギプス中は、和果に「いいな~〇〇くんのパパは骨折してなくて」と言われていたのを思い出して。少しでも時間を取り戻そうと。
先週あたりから。回復に合わせて。和果と「夏の思い出」を作り始めました、と。
ぎこちない歩きながら、
毎日の気持ちを上げてくれているのは、グルーヴァーズの6年ぶりのニューアルバム『Groovism』です。
「くすぶった欲望は所在なげに 翌日に持ち越される
留守がちな神はいったい何の権限で 俺たちを弄ぶ
目が覚めたら何か革命でも 起こっていてくれれば
淡い期待を胸にしまい 目を閉じる
甘い記憶をまた呼び出し 目を閉じる」
藤井一彦氏のソロアルバムにも収録されていた "UNDER THE FOGGY MOON"
直接的な歌ではないものの、東北の震災等を経て作られたと思われる、その詞とメロディー。
ぼくの中では "満月の夕" と同じ世界観をもつ、名曲です。
もちろん、
ゴキゲンなロックンロールも健在!
THE GROOVERS「PERFECT DAY」(アルバム『Groovism』2015.7 ...
にしても、
ブレスト音楽の小林さんは、やっぱり偉大だなぁ …
と思わずにはいられません。
だって、
THE GROOVERS = 藤井一彦
ですよ?
加えて、b-flower も!!
Lux Lisbon - Bullingdon Club [OFFICIAL VIDEO ...
そうそう、
Lux Lisbon っていう、ロンドン拠点のバンド。
昨日ツイッターでいきなりフォローされたので YouTube でチェックしてみたら。
これがツボだったのでした~
映像もシャレが効いててセンス抜群。
Lux Lisbon - Keep Me Wild [OFFICIAL VIDEO] - YouTube
どういう経緯でフォローしてきたか不明ですが。
とっても嬉しい出来事&発見でした~
厄年は続く?!
Macy Gray & Galactic - I Try @ New Orleans Jazz ...
GREEN FUSE『SEVEN SONGS』を聴いてみて下さい。
先週水曜夜、
映画『セッション』を観た。
音楽に携わる人たち、とくにバンドやドラムを演っている人たちから、いろいろ賛否両論あるようですが。
あくまで趣味の範疇とはいえ、それでもドラムを25年くらい続けているモノが観て。
「いろいろなコトなんて、どーでもいいでしょ?」って声を大にして言いたいくらいの、
最高の映画だった。
『セッション』を観る数週間ほど前から。
また "あの" タイミングがやってきていた。
"あの" というのは、
その昔、ぼくがドラムを叩いていた GREEN FUSE というバンドの、1997年に自主制作で作った唯一のアルバム『SEVEN SONGS』を聴き直すこと。
数年毎に、ふと、このアルバムを聴き直すタイミングがくる。
そして、聴くたびに、バカなことを自白するようだけれど、「何度聴いても素晴らしいアルバムだな」と思うのです。
自分がやっていたバンドの作品を自画自賛する、バカで、幸せなヤツです、ぼくは、、
いやいや、たしかに幸せなヤツなんだけど。
これまで、とくにロックというジャンルの音楽を、それなりに沢山聴いてきたつもりだけれど。
洋邦問わず、この『SEVEN SONGS』は、客観的にいって、ぼく自身の生涯ベストアルバムの10位くらいに入る、名盤だと思っているのです。
数週間前に『SEVEN SONGS』を聴き直し始めたところ、
その1週間後に GREEN FUSE のソングライティングを担っていたリーダーから2年ぶりくらいに電話があり。
そして、映画『セッション』を観たことで。
何かの琴線に触れ、感化されたからなのか。
自分に直接的に関係するコトを、こういう場で「宣伝」するのは初めてのこと ーー
GREEN FUSE『SEVEN SONGS』の全7曲をアップロードしたいと思います。
ぼくは、
5年後でも10年後でも30年後でも、
古くならないモノが好きです。
いつの時代も「スタンダード」になりえるモノが好き。
最新の技術を駆使して作ったモノは、
往々にして1年後には古くなります。いまの時代、モノによっては3カ月後に古くなる。
それはそれでスピード感があって、その瞬間瞬間は新しくて面白いモノだけれど。
ぼくは、そういったモノには、根本的に興味がない。
音楽でいうと、
ニンゲンたちが生の楽器を使って演奏した、バンドが作り出すオンガクが好き ーー
GREEN FUSE『SEVEN SONGS』は、
だから、ぼくにとって、名盤なのです。
さて、明日は!
あいにくの天気のようですが、
相模湖畔でオヤジバンドのライヴです!!