ここから始まる、新たな“メイド・イン・ジャパン”。
これまでの人生で一番影響を受けた人は誰かと聞かれたら、躊躇なくぼくは答える。「吉田克幸さんです」と。
そんな克幸さんと息子の玲雄さんが始めた、『ポータークラシック』(Porter Classic)という名の新しいブランド。
すべてを白紙に戻してーーというのは大げさなのかもしれないけれど、でも克幸さんと玲雄さんは、きっとそれくらいの覚悟を持って、原点からブランドを立ち上げたのだと思う。
『ポータークラシック』、ついに東京のド真ん中に産声を上げた。ここから“メイド・イン・ジャパン”の快進撃が始まる。
克幸さんと作った『吉田カバン完全読本』というムック。玲雄さんと作った『ホノカアボーイ』という書籍。この2冊の本に携わることができたから、編集という仕事に区切りをつけることができたわけで。
ぼくにとって、ふたりと出会い、たくさんの時間を一緒に過ごし、仕事をできたことが、間違いなく大きなモノとしてあって。
だからこそ、ずっとずっと、ふたりを応援していきたい。