11月の音楽雑記。
オヤジバンドのライヴが終わってからというもの、
ちょっとした空虚感と、
年末にかけて日々の過ぎて行くスピードがますます早くなったような。。
オヤジバンド、楽しく終えることができました!
最後まで鬼門だった一曲も、ライヴ本番ではバッチリ決めることができて、いろんな意味で良かったなー、と。
我が娘=和果にも初めて父親のドラム姿を見せることができたし。
その初めて見る父親の姿に、きっと驚きと新鮮さ … 等々の感情の表れなのでしょう、演奏中は娘からストーカーばりの熱視線を終始受けまくり。
恥ずかしいやら、嬉しいやら。。
年に一度くらいは娘に普段とは違う父親の一面を見せられるように、オヤジバンド、引き続きガンバリマス。
そんなわけで、
あっという間の11月下旬。
チャック・プロフェットに続いて“ふと思い出した”スティーヴ・ウィンの存在。
その昔、来日した際に取材したこともあり、ドリーム・シンジケート~ガターボールも含めてマイ・フェイバリットな音楽。
「いまどうしてるんだろう?」と思い調べてみると、「Steve Wynn & The Miracle 3」という名義で活動してるじゃないの!
近年(といっても15年くらいか)の音源は比較的渋めなものが多い印象だったけれど、このミラクル・スリー、ガリガリのギターサウンドと“ちょっぴりサイケなロックンロール”が全面に復活、カッコイイじゃないですか!!
Steve Wynn & The Miracle 3 - Resolution (Live ...
早速アマゾンで最新アルバム『Northern Aggression』を注文。
2週間ほど経ってようやく入手。
ここ最近ヘビロテで聴きまくってます。
そんなヘビロテに割って入ってきそうなのが、先週金曜にタワーレコードで購入した以下3枚。
まず、
He's My Brother She's My Sister がインタビューでお気に入りのバンドとして挙げていた DR.DOG『B-ROOM』。
あと、
POPの内容に惹かれ、試聴したら<べック×ニック・ドレイク×トム・ウェイツ>的な印象で、すぐに「これアタリ!」と思って手にした Joseph Arthur 『The Ballad of Boogie Christ』。
で、3枚目は …
bloodthirsty butchers 『youth』。
軽快で、力強い小松さんのドラミングが始まり、ポジティブな印象を持った次の瞬間、
「人は死んだらここから消えて何処へ行くんだろう」
という一行目の詩が、
唐突に、
あまりにもリアルな言葉として突き刺さる、
一曲目「レクイエム」。
茫然としながら、曲が耳に入らないまま聴き進め、何気なくブックレットに目を通すと、
「曲順は吉村さんの生前に決まっていた」
との記載が。
それが正しい受け止め方なのかどうかわからないけれど、
そのことを知って、(きっと多くの人がそうだったように)ホッと気持ちを落ち着かせることができて。
ただ、
吉村秀樹さん ー ブラッドサースティ・ブッチャーズ、
この最後のアルバムに対する何かしらの想いが結実するのは、相当な時間がかかりそうです。