41歳。準備は所詮「準備」だと再認識。
遅ればせながらの夏休みを取って。
北軽井沢の「スウィートグラス」へ2泊3日のキャンプ。
台風が過ぎ去った翌日ということもあって。
3日間とも快晴のキャンプ日和。
友人家族と2家族でのキャンプ。
我が家はテントが無いので「インディアンティピ」に宿泊。
夜の寒さ対策としてそれなりに準備はしていったものの、深夜から明け方にかけての寒さは予想以上。
が、和果は家での睡眠と変わらず、いつもどおりの熟睡ぶり。
翌朝「寒かった?」と聞いても「ぜんぜん!」と元気いっぱい。
両親だけだったようです、自然を甘く見ていたのは。。
「夏休み」という現実逃避から「仕事」という日常に戻ると。
それなりに起こり得るであろうことは休みに入る前に片付けておいたものの、人生は計画通りになかなか進まないもので。
次から次へといろいろなことが降って来る1週間でした。
そんな日々に気持ちを上げてくれるのが、ぼくにとって「文庫本」と「音楽」。
というわけで、
先週読了したのが、樋口有介の『捨て猫という名前の猫』。
氏の文体と、
主人公「柚木草平」の思考とコトバたちが、
見事にマッチ。
アッと驚く展開はないけれど、淡々としながら創られていくストーリーと世界観に、気持ち良いくらいのリアリティが感じられ、清々しい読了感を与えてくれる。
樋口有介、本当にステキな作家です。
先週金曜は、
閉店間際のタワーレコードでアルバムを1枚購入。
今回もまったく予備知識のないままに、
唯一「久しぶりにアイリッシュの流れを汲んでいる音楽が聴きたいな~」ということだけを決めて。
店頭POPに「!」とキたのは、
OLD MAN MARKLEY というバンドの最新作『DOWN SIDE UP』。
いるねえ、アメリカには。
こういう、音源じゃなくて「ライヴが観たい!」と思わせるバンドが。
Old Man Markley - Too Soon For Goodnight - YouTube