『ボーダー』をきっかけに。
行き帰りの 通勤時間を使って文庫本を読むことが楽しみのひとつだったのが、結局のところ“余裕”が無かったことの表れなのか、昨年の秋くらいから、すっかり手にすることもなく日々が過ぎていた。
で、3カ月ほど前だったか。
中刷り広告で垣根涼介氏の『ボーダー』が文庫化されたことを知り。
「読む」ことにブランクがあったので、気持ち的なリハビリが必要かな? と思っていたのだけれど、そこは絶対的な信頼と大好きな作家ということもあり、書店の帰路、電車の中で自然と読み始めることができて。
あっという間にストーリーの世界観に入り込んでしまい、以前のように通勤が大切な時間となり、数日で読了。
『ボーダー』をきっかけに、
垣根氏の作品は「やっぱりいいなー」という感想と、
忘れていた文庫本の楽しさとオモシロさ思い出させてくれました。
というわけで。
最近読んだ文庫本はこんなラインナップ。
- 作者: 垣根涼介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/01/04
- メディア: 文庫
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- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/01/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/10/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 笹本稜平
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2012/05/16
- メディア: 文庫
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- 作者: 樋口有介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/01/04
- メディア: 文庫
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樋口有介氏の『窓の外は向日葵の畑』は抜群に面白かった。
読了後は“青さ”以上の清々しさを感じることができた笹本稜平氏の『未踏峰』もステキな時間を与えてくれた一冊。
良かったけれど、期待が大きかっただけに、ちょっと物足りなかった貫井徳郎氏の『後悔と真実の色』 … などなど。