雑記「ぶえんぷろべーちょ。」

~ 「音楽」「旅」「本」「映画」を中心に、お腹に優しい雑記(備忘録)を綴ります ~

音楽と文庫本の近況。

金曜日は久しぶりに会社帰りにタワーレコードへ。
目当てのモノは決まりつつも、のんびり、たっぷり、試聴したり、店員の手書きポップに目を通しながら、時間をかけてフロアをくまなくまわった。


購入したのは2枚。
ルー・リード×メタリカの『LULU』と、


Lulu

Lulu


ジョー・ヘンリーの新作『Reverie』。


レヴァリー

レヴァリー


『LULU』は、こうしてあらためて聴くと、おそろしく「へヴィー」で「重厚」。
二度と同じような演奏ができないってくらい、ジャムりながらの、フリーで、深いサウンド。
もし、この組み合わせで来日するようなことがあっても、きっとステージ上では違うサウンドや構成になってるんじゃないだろうか。
ルー・リード×メタリカというより、「ルー・リードの新作」として、聴き込めば聴き込むほど新しい発見がありそうな感じ。
自分の中の「聴く」という能動的な行動に、いつも以上に相当なパワーが都度必要なアルバムだけれど。


ジョー・ヘンリーは、変わらず「間違いないアルバム」といった印象。
個人的には初期の「カントリーロック」っぽい作風も(が)好きだったりして、ここ最近の、優等生的なテイストを経て、また初期のようなバンドサウンドのアルバムを作ってほしいな、と。きっとスゴイものが出来上がるんじゃないか、と。いちファンとして期待しています。


あと、
最近読了した文庫本を2冊ほど。


途中、中だるみした感はあったけど、やっぱり結果的にはその世界観に引き込まれてしまった笹本稜平の作品。
今回読んだのは『天空への回廊』。


天空への回廊 (光文社文庫)

天空への回廊 (光文社文庫)


もう1冊、
笹本氏の長編作品がここ最近続いていて、「ちょっとラクに読めそうなモノ」な視点で手にしたのがコレ。
『崩れる』。久しぶりの貫井徳郎の作品。
「期待以上にオモシロイはず!」とハードルを上げていたせいか、正直ハズれ感が。。


崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)


で、本日。
今週木曜から家族でソウル旅行へ。
なので、その準備をしつつ、雑記を綴ったりして、過ごしています。