雑記「ぶえんぷろべーちょ。」

~ 「音楽」「旅」「本」「映画」を中心に、お腹に優しい雑記(備忘録)を綴ります ~

フジロック、あー溜息。。

今年もフジロックを断念。
「断念」っていうか、今年は「まあ、いいか」くらいな気持ち。
でも、あちこちのブログやUstreamを見ては、「やっぱり行きたかったなあ…」と何度か溜息。


faces
CAKE
Wilco
Sam Moore
サニーデイ・サービス
ソウル・フラワー・ユニオン
浅草ジンタ
池畑潤二(目の前で)


あたりが観たかった!
雨だろうが何だろうが、あの雰囲気を味わえなかった2011年の後悔、とでも言うのでしょうか。
来年こそは! って今は思ってます。


そんなちょっとだけ暗い(?)気持ちを晴れやかにしてくれたメールが届いた。
懐かしい人からのメール。
ぼくが発行人をしている媒体を以前から定期購読していたそうで、そこにぼくの名前を見つけたとか。
嬉しかったなー。
これからも楽しみに待っていてくださいね。


最近読了した文庫本を最後に。
引き続き、樋口有介氏。
『海泡』です。
小笠原という舞台。
オトナになりきっていない子たちの物語。
でも、文章や構成が、完全な“オトナ”。
物語を引っ張る子たちのまわりの大人たちが、そんな“オトナ”感をうまく引き出している。
だから、40歳になるようなぼくでも、オモシロく読破できました。
いやー、巧いです、この作家は。


海泡 (中公文庫)

海泡 (中公文庫)