「上」から「中」へ。
ようやく金曜がやってきた。
今週は長かった。
「事実」としてすでに先週には決まっていたことなのに。
当然のこと1日でも早く部署のスタッフや同僚に伝えたかったのに。
来週の火曜まで待ってほしいというトップの「御達し」が、今週という1週間を長くさせた。
そんな心境的に重苦しい今週だったけれど。
朝晩の通勤電車の中で。
外出途中の喫茶店で。
貫井徳郎の『空白の叫び』が、少なくても本を開いている時間だけは、明らかにイヤな気持ちを忘れさせてくれた。
どの本以来だろうか。
完全にその世界にハマり、時間の経過を忘れ、ページをめくり続けた結果、あっという間に上巻を読了してしまった。
少年犯罪という重厚なテーマでありながら、いっきに読ませる構成力とオモシロさ。
昨日から中巻に突入。
下巻を読み終えたとき、ぼくの中では垣根涼介と並ぶ存在になっているかも、、
- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/06/10
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