見事に、アタリ。
池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』。
毎日の通勤で少しずつ読み進めて、いよいよ下巻もクライマックス。
構成自体は目新しいものではなく、ある意味予定調和な流れ。
それでも引き込まれてしまうのは、どこまでも読みやすい文体の中に、嫌味のない人間模様が見事に書かれている点だと思う。
もちろん、自身の経験を基にしたかのような、ノンフィクション的な題材も、素晴らしい。
最後に予想外の展開が来ることを少しだけ期待しつつ。。
そろそろ次の文庫本を買いに行かないと!
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/15
- メディア: 文庫
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