雑記「ぶえんぷろべーちょ。」

~ 「音楽」「旅」「本」「映画」を中心に、お腹に優しい雑記(備忘録)を綴ります ~

見事に、アタリ。

池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』。
毎日の通勤で少しずつ読み進めて、いよいよ下巻もクライマックス。


構成自体は目新しいものではなく、ある意味予定調和な流れ。
それでも引き込まれてしまうのは、どこまでも読みやすい文体の中に、嫌味のない人間模様が見事に書かれている点だと思う。
もちろん、自身の経験を基にしたかのような、ノンフィクション的な題材も、素晴らしい。


最後に予想外の展開が来ることを少しだけ期待しつつ。。
そろそろ次の文庫本を買いに行かないと!


空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)