垣根涼介は裏切らない。
短編だろうが、「リストラ請負人」が主人公のストーリーだろうが、体裁や題材が何であれ。
垣根涼介の作品は、「やっぱり人間っていいなー」と、決まって読後にそう思わせてくれる。
どの作品も、登場する全ての人たちが、カッコ良くて、魅惑的で、憎めなくて、爽快感に溢れている。
「負」のイメージを持つ登場人物は一切ナシ。
それってスゴイことだと思う。
突出した技量だと思う。
『借金取りの王子』を読み終えて、あらためてそんなことを感じた。
さあ、この次!
というわけで、これからの数週間はコレ。
ついこの間まで文庫化されていることを知らず。
ようやく読みます!!
タイトル、装丁の雰囲気から、、
垣根ワールドが炸裂していそうな予感。。
- 作者: 垣根涼介
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/03
- メディア: 文庫
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