雑記「ぶえんぷろべーちょ。」

~ 「音楽」「旅」「本」「映画」を中心に、お腹に優しい雑記(備忘録)を綴ります ~

垣根涼介は裏切らない。

短編だろうが、「リストラ請負人」が主人公のストーリーだろうが、体裁や題材が何であれ。
垣根涼介の作品は、「やっぱり人間っていいなー」と、決まって読後にそう思わせてくれる。
どの作品も、登場する全ての人たちが、カッコ良くて、魅惑的で、憎めなくて、爽快感に溢れている。
「負」のイメージを持つ登場人物は一切ナシ。
それってスゴイことだと思う。
突出した技量だと思う。
借金取りの王子』を読み終えて、あらためてそんなことを感じた。


さあ、この次!
というわけで、これからの数週間はコレ。
ついこの間まで文庫化されていることを知らず。
ようやく読みます!!
タイトル、装丁の雰囲気から、、
垣根ワールドが炸裂していそうな予感。。


ゆりかごで眠れ〈上〉 (中公文庫)

ゆりかごで眠れ〈上〉 (中公文庫)