雑記「ぶえんぷろべーちょ。」

~ 「音楽」「旅」「本」「映画」を中心に、お腹に優しい雑記(備忘録)を綴ります ~

劇的な変化の第一歩。

毎日jp(毎日新聞)


このニュース、いろいろな意味で楽しみです。
iTunesで音楽が変わったように。


結果として、CDを売って収益を得るというレコード会社は瀕死状態になり、そういったコトでは出版業界もお先真っ暗なんだろうけれど。
でも、音楽をコンテンツとして捉えたiTunesでその在り方が変わったように、「本」の活性化という意味では、きっと劇的な変化が待っているはず。
期待感いっぱいで待とうじゃないの!


もちろん音楽と本は、根本的に違う。
本はモノとして愛でられる。
手触り、重み、紙の匂い、装丁、デザイン…
そのすべてがパッケージ化されて「本」となる。
活字はコンテンツに置き換えられ、容易にデジタル化されるけれど、本をモノとして捉えると、なかなかどうして、愛着のあるモノだったりもする。
要はオッサンのような古い思考なんだけれど、じつは本の世界にはこういった層がまだまだ顕在化しているのだ。


音楽と同じで、本だって結局は時間の問題なのかもしれない。いやいや、残り続けるのかもしれない。
このニュースは、だからこそ、今後の展開をいろいろ考えながらも、楽しみな一報なのだ。