The ピーズを考えてみる。其のニ。
リキッドルームでピーズを観た。
カタチとしては、ウィルコ・ジョンソンの前座、で。
ハルさん、よっぽど嬉しかったんだろうなー。
子どもみたいだった。
大はしゃぎだった。
アビさんも、前日から眠れなかったって。
「こんなこと、はじめてだよー!」って。
ユンケル、ライヴ前に2本飲んだって。
ハルさん、最後に。
「サンキュー、ロックンロール!!」って。
恥ずかしそうに。
満面の笑みで。
そして、ウィルコ・ジョンソンに、敬意を表するように。
あんなハルさん、はじめて見た。
音楽を続けてて、良かったですね。
ピーズを前に、この日は、何も考えなかった。考えられなかった。
そんな気持ちでピーズを観ることになるなんて。
きっとハルさんが、そんな気持ちをこれっぽっちも持たずに、ただただ楽しんでいたからだと思う。
ウィルコ・ジョンソンは…、フジロックのキヨシローで観たときから、もう、こればっかりは、避けられない気持ちが。
アベと、やっぱり重なって、どうしたって見てしまうわけで。
フィールグッドの曲で、会場が盛り上がれば盛り上がるほど、切ない気持ちになってしまって。
たぶん、こんな気持ちでウィルコ・ジョンソンを見てた人って、フジロックを通じて、たくさん居たんだろーな。。。