地球を考える日。
『Think the Earth』主催のパーティーがあった。
「環境」「エコ」「自然との共存」…といった言葉や活動に、それまでのぼくは、はっきり言って、避けたいというか、「?」な気持ちになっていた。
いろいろな国々を旅してきて、そういう問題意識を持って、実際に活動している人たちを間近に見てきたわけで。
なんかねー、頭で考えすぎて行動がともなってない、というか。
やっていることに対しての、美意識だったり、自己顕示欲だったり…上から目線な、エラソーな人たちが多かったんですよ。実際。
出会った人たちが悪かったのか(笑)。
どうしても「胡散臭さ」が自分の中にあったのだけれど。
仕事を通じてThink the Earthの面々とお会いして、「あーこういう人たちもいるんだ」と知ることができて、「?」な気持ちが和らいだ。
彼らの何がいいって、「ユーモア」があること。そう、ぼくは思っている。
以前、とあるミュージシャンにインタビューしたとき、こう言っていた。
「難しいことを難しく表現することほど簡単なことはなくて。難しいことを笑いながら簡単に表現することのほうが、よっぽど難しいんだ」
Think the Earthは、だから面白くて、共感を持てる。
そんな彼らが主催するパーティーだから、当然気持ちの良い時間を過ごすことができたわけで。
編集者時代にお世話になったデザイナーやライターやカメラマンや…「こんなところで会いますか!?」という嬉しいサプライズ的なことも、いろいろあったしね。